一人ひとり違っていいんです。子どもたちは、こどもの家で「自分がすることを自分で決める」 という生活をしてきました。それは自分勝手な事をするということでなく、秩序ある自由でした。 今でも自分の好きな「お仕事」をコツコツと納得いくまでしている姿があります。 折り紙・紙飛行機・お面作りなど、満足するまでひとつのことに取り組むことで自信を持つことができたんだと思います。 かけがえのない経験だったと思います。

こどもの家では、整えられた環境の中で子どもの自主性を育んでいただきましたので、 私の子どもたちも小さい頃から自分の好みをはっきりと自覚しています。 こどもの家に通っている頃は、いつも園に行ったら何をしようかと、目が輝いていましたし、 降園後は充実した一日のおかげで家では静かに遊んでいました。また親である私にとっては、 集中して何かに取り組むことの積み重ねが人格を作っていくということを教えられた日々でした。

毎日自分で何をするかを選び、思う存分満足するまで取り組めた経験や、 集団生活をしていく上で必要なこと、例えば時間を守る、他人の邪魔をしない、 当番をする、皆で集まり楽器や劇の練習をする等を、強制されずに身に付けていける園の環境が成長を助けたと思います。 一斉教育の小学校生活に馴染めるか少し不安はありましたが大丈夫でした。 自分の中の欲求が良くわかっていて好きなことに取り組めるのは幸せなことだと思っています。

娘と初めて「深草こどもの家」を訪れたとき、自由な園とは聞いていましたが、 みんなそれぞれにやりたいことを見つけて楽しそうに、あるいは真剣にお仕事に集中している姿を見て 「ここに決めよう!」と直感的に思いました。 あれから14年余り。娘は今でも「こどもの家は私の心のふるさとよ」と言います。 3〜6歳の、人生の土台作りの大切な時期を「こどもの家」で生活できて、本当によかったと思っています。

先生方は性格の違う子どもたちに対して急がさず、一人一人に合わせて丁寧に接し、 無理なくお仕事やルールなどを自然に覚えるように持っていかれます。 言うまでもなくモンテッソーリ教具はすばらしいものです。 鶯が春を知らせ、竹藪から竹の子が顔をのぞかせ、夏は虫とり、秋は落葉の絨毯、冬は暖炉に火がはいる…。 「三つ子の魂百まで」といわれる大事な時期を、深草こどもの家で過ごす子どもたちは幸福だと思います。





深草こどもの家
〒612-0817京都市伏見区深草向ヶ原町17番地 TEL.075-641-8410/FAX.075-642-8588

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